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【書評】マインドフルネスが最高の人材とチームつくる
みなさんこんにちは(^^)
スヤ(@vtyljbdn)です!
今日はマインドフルネスが最高の人材とチームつくる/荻野淳也/かんき出版をご紹介します!
では行きましょう!
マインドフルネスの定義とは!?
マインドフルネスとは、
「今、この瞬間」に注意を向けた心の在り方のことをいいます。
マインドフルネスと聞くと、
瞑想をイメージする人が多いですが、
瞑想はマインドフルネスになるための手段のうちの1つに過ぎません。
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マインドフルネス瞑想が脳にもたらす影響
本書ではマインドフルネス瞑想が脳にもたらす影響が紹介されていましたのでご紹介します!
きちんとエビデンスを取った研究結果となっています。
これらをもとにグーグルやアマゾン、フェイスブック、アップル等の先端企業は社内にマインドフルネスを取り入れた経緯があります。
①ハーバード大学での2010年に行われた研究(サラ・ラザール准教授)によると、
1日30分程度のマインドフルネス瞑想を8週間行うことで、
脳の海馬の灰白質の神経密度が高まっていることがわかりました。
つまり、脳機能的に見てストレス耐性が上がったと言うことがいえます。
②また同准教授の調査によれば、
やはり8週間のマインドフルネス瞑想の実践で
怒りや不安の情動を司る扁桃体の反応が緩やかになることも判明しています。
③ 2014年にカナダのブリティッシュコロンビア大学とドイツのケムニッツ工科大学の共同研究によると、
瞑想を続けることで、自己抑制能力を司る部位の前帯状皮質が活性化することが判明しました。
前帯状皮質は、集中力を向ける対象を意図的に決めたり、その場にふさわしくない反射的な行動をされたりすることができます。
また、過去の経験からの学習をもとに最適な意思決定を下す能力にも関わっています。
すなわち、意思決定の質が上がると言うわけです。
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マインドフルネスが導入されない6つのタイプの組織
日本でも、上記のような事実に気づいている多くのビジネスパーソンが、
すでにマインドフルネス瞑想に興味を持ち実践を始めているところです。
しかし、いざ会社に導入しようとするとなると、職場によってはハードルが高く感じてしまうようです。
ハードルを高く感じさせる職場とはどんなところか代表的なものをお伝えします。
その①:マインドフルネスを誤解している
マインドフルネスが導入されない組織
①マインドフルネスを誤解している
マインドフルネス=瞑想、瞑想=宗教といった誤解や思い込みを持った人もまだ存在していることも事実で、
そうした誤解を恐れて、提案できない人もいるようです。
— スヤ📚🎥本と動画の要約家💁♂️教育父さん (@vtyljbdn) June 21, 2020
その②:忙しすぎる
マインドフルネスが導入されない組織
②忙しすぎる
本来であれば、忙しい企業ほど「今、この瞬間」に注意を向けて、集中力や心身の健康を高めるためにマインドフルネスを採り入れる必要があります。
GoogleやIntelがマインドフルネスを導入したのは、世界で最もハードな企業だったからに他ない。
— スヤ📚🎥本と動画の要約家💁♂️教育父さん (@vtyljbdn) June 21, 2020
その③:人材育成に熱心でない
マインドフルネスが導入されない組織
③人材育成に熱心でない
人材育成に熱心でない組織は、社員のウェルビーイング(身体的、精神的、社会的に良好な状態であること)を維持する努力を怠るため、人がなかなか居つかず、どんどん辞めていく傾向にあります。
— スヤ📚🎥本と動画の要約家💁♂️教育父さん (@vtyljbdn) June 21, 2020
その④:後追い型
マインドフルネスが導入されない組織
④後追い型
現在すでに導入している企業を見ても、業界のナンバーワンやナンバーツーの企業がほとんど採用している。
このまま後追い型では、時代に取り残されのは明白。
— スヤ📚🎥本と動画の要約家💁♂️教育父さん (@vtyljbdn) June 21, 2020
その⑤:理解できないものに拒否をする
マインドフルネスが導入されない組織
⑤理解できないものに拒否をする
過去の成功体験にとらわれるあまり、新しい可能性に視野に入らなくなっている状態。
上司や幹部等がこのような状態では、イノベーションの芽を摘んでいるのと同じと言える。
— スヤ📚🎥本と動画の要約家💁♂️教育父さん (@vtyljbdn) June 21, 2020
その⑥:意思決定が遅い
マインドフルネスが導入されない組織
⑥意思決定が遅い
ガチガチのヒエラルキー型の組織でも、なかなか導入が進まない。
承認の過程が複雑で、上層部の意思決定が遅くなる。
マインドフルネスの導入を提案を稟議書を回してもトップに行き着くまでに廃案になることもよく。
— スヤ📚🎥本と動画の要約家💁♂️教育父さん (@vtyljbdn) June 21, 2020
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マインドフルネス瞑想の手順
マインドフルネス瞑想は1分程度の空き時間に行うこともできますが、
習慣化するまでは5分〜10分を続けて行うのが理想的です。
【基本の姿勢】
①椅子に腰掛け、骨盤を立てて座ります。足は組まずに、地面に足裏をつけます。
②背骨の1本1本がまっすぐスーっと伸びるイメージで背筋を伸ばします。
③肩を3回から4回まわし、胸が開ききった状態で腕を下ろして、両手を太ももの上に乗せます。
④目を閉じるか、半面にしてゆったり構えます。
基本姿勢のイメージ図
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【本書P159より一部引用】
【基本の呼吸】
①鼻から吸って鼻から吐く腹式呼吸を基本にゆったり行います。
呼吸は浅すぎず、深すぎずに行います。リラックスした自然体の呼吸を心がけます。
②呼吸に注意を向けます。鼻から空気が入り、そして出ていく流れを意識し続けてください。
③周囲の音が気になったり、体の痛みが気になったりして、
呼吸から注意がそれたことに気づいたら、雑念を手放し、再び呼吸に注意を戻します。
④「うまくできない」「間違っているのではないか」などと、ジャッジしている自分に気づいたら、
そのジャッジを批判することなく、「〜と自分は考えた」とただ受け止めます。
その後、ジャッジを手放し再び呼吸に注意を戻します。
マインドフルネス瞑想を終えたら、
少し時間をとって、自分の心身の変化を振り返ります。
自分の心身に起こった変化や、マインドフルネス瞑想がどんな体験だったかを感じたままにメモなのに綴ることも有効です。
マインドフルネス瞑想のプロセスイメージ図
![]()
【本書P160より一部引用】
今回はマインドフルネス瞑想を中心に本書のエッセンスを要約させていただきました。
まだまだ本書には、マインドフルネス瞑想がなぜ組織に必要なのか、
マインドフルネス瞑想組織にもたらす変化、
マインドフルネス瞑想組織に導入したら何が起こったか?
その他たくさんの情報がありますので、ぜひ読んでくださるキッカケになれば幸いです。
【購入はこちらから】
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今日はこの辺で!
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