はじめて中学受験を考える人にー中学受験のQ&A part2
みなさんこんにちは(^^)
スヤ(@vtyljbdn)です!
今日ははじめて中学受験を考える人にー中学受験のQ&A パート2をご紹介します!
中学受験ってどんなの?興味あるけど、どんな感じ?などまだまだ中学受験を知らないかた向けに質問に回答する形式でご紹介します!
まだパート1を見ていない方もパート2から見てもOK!!
一応パート1のリンクを下に貼っておきます!
あわせてお読みなると理解が深まりますよ!!

では行きましょう!
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質問①:塾に入ったわが子。がんばっているがどれだけ伸びる?
親御さんの目から見て「がんばっている」と実感できるのであれば、学力は着実につき、伸びている事は間違いないと思います。
ただし、それを数字として実感することは難しいものです。
あなたのお子さん同様、塾に通うほかの子供たちも学習意欲が高く、勉強に励んでいるからです。
だから、もし偏差値や順位が横ばいであっても、しっかりがんばっている成果が出ていると考えるべきです。
また、4年生の時は塾でそこそこの順位だったのに、
5年生になったら下位になってしまったという事態に出くわすことがあるかもしれません。
これは、5年生から塾を通い始める子供もたくさんいるためであり、競争が激化するからです。
たとえ順位が下がっても、あなたのお子さんがサボっているわけではありません。
あるケースでは、受験を目の前に控えた1月に入ってから、グンッと力が伸びた子もいます。
6年生の前半までは単元ごとに勉強していたものが、後半になると総合的な学習をするようになります。
例えば算数では、比と速さの複合問題に取り組んだりするわけです。
そうした各単元間のつながりが、ピタリと頭の中で結びついたのが1月だったというわけです。
同じような経験をしたお子さんはたくさんいると思います。
受験の直前まで子供の力は伸びると信じてやってください。
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質問②:苦手教科を克服させたいのですがどうすればいい?
学力が伸びる子供に共通しているのは、好奇心や興味関心を持つ素直さがあることです。
親としてはそれを消さないことが重要で、むしろ伸ばしてあげてください。
例えば、子供と外を歩いているときに、
急にうずくまってアリの行列を凝視するといった事はよくあるものです。
そのようなときには「グズグスしないで、早くいらっしゃい」と叱っては、観察の機会を奪うことになります。
折り紙を熱中してやっているときに
「早く宿題をしなさい!」と叱るのも考えものです。
折り紙に熱中することで学んでいる事は少なくないはずです。
受験勉強で言えば、好きな教科が得意教科になり、嫌いな教科が不得意教科になる事はよくあります。
親としては、4教科をバランスよく勉強させたいと考えるかもしれませんが、
特に低学年のうちは好きな教科をとことんやらせて伸ばすことをおすすめします。
極端に言えば、苦手教科は6年生の夏休みからでも間に合います。
この時期’(夏休み)に得意教科を伸ばすことは難しいです。
しかし、得意教科だけでも目標校のレベルに達しているのであれば、
本人の自信にもなりますし、その意欲が苦手教科克服にもつながるわけです。
だから初期段階としては「苦手」の克服より「好き」を伸ばすことが先決なのです。
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質問③:模試の成績が下がってきたときに声をかけるなら?
「模擬試験の結果に一喜一憂してはいけない」
受験生の子を持つ親の心がけるべき鉄則です。
そして、模試の成績は常に肯定的に受け止めるべきです。
・成績が悪くても「苦手な部分がたくさん見つかって、とてもお得な模試だった」と子供と一緒に面白がったり、
・成績が良ければ「天才だな!すごいじゃないか!」とおだてたりすると良いです。
もちろん「子供の勉強意欲が下がった」「成績が下がった」「この教科だけが、どうしても伸びない」などといった悩みで「いよいよ困ったぞ」と思った経験はそれぞれの家庭でよくあることです。
そんな時に頼りになるのは「塾」です。
模擬試験の結果を持っていき、塾に面談をして相談するのも1つの方法です。
また、普段から塾が発信している情報等の中には数多くのヒントがありますので、そうしたものを振り返ってみることも有効です。
模試の成績が下がったときに有効なアイデアとしては、子供に算数の基礎をつけさせたいと考えていた時に威力を発揮するケースがあります。
それは「2度解き法」というものです。
これは、基本的な問題について、
1度目:式を書かずにできるだけ短時間で答えをいきなり書きます。
2度目:途中の式も立てて解くといった方法です。
この練習をしておけば、
スピーディーに答えのみを要求する試験でも部分点をもらえるような試験でも両方に対応できるようになります。
そして何より、最初に計算間違いをしている場合、次に式を書くことによって、どこで間違えたかが明確になります。
とても有効な勉強法だと思いますのでやってみていただけると幸いです。
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質問④:普段受けていない模試を受けさせられたらひどい成績でしたが?
5年生までは、塾が勧める模擬試験を受けるだけで十分かと思います。
しかし、6年生になれば意欲的に「他流試合を経験させる」ようにすると良いでしょう。
他流試合とは、
他の塾が実施する模擬試験など、
それまで受けたことがなかった模擬試験を受けさせるということです。
これはなぜするかと言うと、塾によって模擬試験に力を入れる単元部分は異なります。
それはすなわち習得漏れが生じる可能性もあるわけです。
そこでいつもとは傾向の違う問題に取り組み、試験後に内容を見直すことによって、単元習得の漏れを防ぐ効果があると言うことです。
他流試合ではいつもの知った顔も少なく、雰囲気も異なります。
普段ならできそうな問題も間違えることがあるのは当然です。
また、偏差値や順位などの相対的な成績については、母集団のレベルに左右されますから、普段受けている模試と比べることに意味はありません。
つまり、数字を追いかけるためなら、受けないほうがマシです。
ただ、子供は点数や偏差値、順位といった数字を突きつけられると、もしそれが満足の行かないものであれば、がっかりするかもしれません。
他流試合をする場合は、事前に「数字は気にするな」と子供に説明しておく親の配慮が必要です。
また、御三家を始め難関校を目指す場合、実は模試の成績だけでは合格可能性を推し量れない部分もあります。
一般的な模試の場合、レベルの低い問題から高い問題までまんべんなく出題されるからです。
志望する学校がそのようなタイプの出題傾向にあるなら良いですが、
本番で高難度の問題ばかりしないされる場合には、模試ではそこそこ成績が良かった子供でも「0点」だった、といった事態も起こり得るわけです。
6年生になったら、学校別の過去問を確認することが不可欠になります。
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質問⑤:大手塾の難関クラスに入れたのについていけなくなったら?
塾は成績によってクラス分けがなされます。
少しでも上位のクラスに入れば、子供はもちろん気分を良くしますが、親も鼻が高々となります。
成績優秀な子供たちが集まるような塾の中で、難関クラスにでも入ろうものなら、「トップ校の合格は間違いなし」と舞い上がってしまうかもしれません。
ところが、子供の表情がどんどん辛そうになってきたら、これは周りの子供が優秀になってついについていけなくなった証拠です。
しかし、親としては1番上のクラスにいてくれることの嬉しさとの間の葛藤が生じます。
子供の気持ちを案ずる一方「もうちょっと頑張ってくれ」「何とかついていってくれ」との思いで、しばらく見守ってしまいがちです。
でもそうするとそれは無理が生じます。
いよいよ子供は「塾へ行きたくない」と限界のサインを発します。
そこで「あなたの気持ちはわかる。ではクラスを下げてもらおうか?」と子供に提案してみましょう。
実は最上位クラスは必ずしもトップ校の合格者を1番多く出しているわけではなく、
中位から下のクラスでも合格実績は見劣りしない場合もあるのです。
本来はそうした客観的な情報を親が把握し、子供と共有しておくべきです。
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質問⑥:塾が発表している合格者数等の実績を信じられるのか?
大手塾では1人で約2.5校、中小塾では、約1.8校に合格していることを念頭に置いてみるなら、塾が公表している合格者数に嘘はないと思われます。
ただし、注意して見るべきポイントもあります。
例えば、埼玉県や千葉県にある学校の合格者数です。
両県の私立の中高一貫校は東京・神奈川に先んじて入試が行われるため、
県境をまたいでの「お試し受験」組がどっと押し寄せます。
より本格的な模擬試験のような位置づけで受けられるわけです。
そのため、難関校や上位クラスでも入学者数を大幅に上回る合格者数を出しているのが実情です。
最近ではお試し受験校の魅力が増し、合格したらそのまま入学するケースも増えているようですが、
入学者以外の決して小さくない数字をストレートに合格実績と受け止めて良いものかどうかは悩ましいところです。
やはり塾の合格実績に注目すべきポイントは、
広く難関校や有名校にどれだけ合格しているかという数ではなく、
あくまで子供自身の志望校の合格実績が見るべきです。
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質問⑦:子供の成績を考えると上位校は無理。中下位校に魅力はあるか?
「中下位校だからこそ魅力がある」と考えて学校を選んだ方がいいです。
上位校には、突出して成績の良い子供や自分で何でもできる子供が集まります。
学校側も当然、「生徒が自らモチベーションを高め、自ら進んで勉強できる」ことを前提に指導します。
ですから、それができる子供にとっては良い環境と言えるのですが、見方を変えると「面倒見が良くない」ともいえます。
ところが中下位校では「子供任せにはできない部分もある」ことを前提に指導しますので、とても「面倒見の良い」学校が多い傾向にあります。
もし上位校に入学できたとしても、成績が下位に低迷すれば、なかなかモチベーションが上がりません。
伸び悩み、ついていけないといった状況に陥りかねないわけです
一方、中下位校でトップクラスの成績をとれば、モチベーションは大きくアップします。
また、中下位校の中には、
「朝の学習」や「放課後の補習」「家庭学習のチェック」など、着実に学力がアップする様をシステム化している学校もあり、
「6年間で逆転するチャンスは大いにある」と言えます。
ダンスやフェンシングなど特定のスポーツや
音楽・美術・写真など文化面でも突出した成果を上げている学校も少なくありません。
重要なことは、
「上位校がダメだったから中下位校へ」といったコンプレックスを子に抱かせないようにする事です。
子供の一生を考えたときに、
思春期が充実しているかどうかはとても重要なことです。
是非前向きな気持ちにさせ、「中学、高校でがんばり、大学受験でリベンジする」くらいの気持ちで入学できる学校を選んでください
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質問⑧: 4教科か2教科か、私立は学校ごとに入試対策が必要ですか?
国語、算数、理科、社会の4教科、国数理の3教科、国数の2教科など入試の教科数は学校ごとに違います。
同じ学校でも4教科と2教科それぞれで入試を行う場合もあります。
このほか、算数理科の2教科に絞っているケースや、小論文は面接を重視する場合等もあります。
首都圏では4教科入試が主流です。特に難関校については、20年前までであれば2教科で受験できる学校もかなりありましたが、今ではほとんどありません。
一方、関西圏では社会科を除いた国語、算数、理科の3教科入試を採用する学校もかなりあります。
また首都圏では2教科で受験できる学校は比較的女子校に多く、
「小学6年生になってから受験を本気で考えるようになったので、準備期間が短い」といったケースなどでは、チャレンジしやすいと受け止める向きもあるようです。
教科ごとに配点試験時間に差がつけられていることも多いです。
試験問題の傾向については、「選択式が多いのか、記述式が多いのか」「スピード問うか、ゆっくり考えさせるか」など学校によって特色があります。
正しい問題を解くベースとなるのは、あくまでも基礎的な知識と学力です。
あまり早い時期から学校対策をするのは考えものです。
それに、早くから学校絞って対策を立てても、後で「成績が上がらないから諦めた」「学校説明会に行ったら雰囲気がわなかった」など困ったことも起こり得ます。
ただ最終的には、過去問研究など学校ごとの対策がものをいいます。取り組み始める時期は6年生の夏休みごろが目安となります。
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質問⑨:入試問題を見るとかなり難しそう。合格ラインは何点?
入試の合格最低点を見ると難関校は問題も難しいのです。
しかし、60~70%程度が合格ラインになっています。
かつては中堅から下の学校でも正答率60%が合格の目安と言われていました。
しかし、最近では、50%前後の学校も珍しくありません。
これは私立中高一貫校の受験者総数がここ数年減ってきていることと無縁ではありません。
入試問題のレベルはそれほど変わっていませんので、学校としては点数が低くても合格にしないと人数を確保できないと言う実情があります。
つまり、合格ラインを下げざるを得ないわけです。
5年前と比べても、中堅から下の学校は入りやすくなっているといえます。
過去問集を見ると、学校が受験生は何を求めているかが見えてきます。
子供が第一志望の学校については過去5年分を誤解から6回繰り返しとかすると良いでしょう。
すると、問題が求めている微妙なニュアンスまでも理解できるようになってきます。
もし中学受験経験のない親御さんがいきなり過去問集を見れば「こんなに難しくていやらしい問題を小学生に出すのか?」と驚くこともあるかもしれません。
それはおそらくごくまっとうな受け止め方だと思います。だからこそ、私立中高一貫校を目指すほとんどの子供が、塾に通って周到な準備をするわけです。
ただしそこでひるむ必要はありません。「満点を取る必要は無い」「たとえ合格最低点でも合格すればこっちのもの」この心構えが親子にとって大切です。
模擬試験の成績判定でも合格可能性80%に達していないからといって嘆く必要は全くありません。
実際の合格者には合格可能性55%くらいだった子供が多いのが実情です。
「小学生レベルの問題なのだから100点をとって当たり前」といった考えは中学受験においては失敗要因となりかねませんので、ご注意ください。
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質問⑩:子供が志望校不合格になったらどう励ます?
どうしても行きたかった学校の入試に不合格となれば、親も子供もがっかりするでしょうが、子供は意外に立ち直りが早いものです。
これまでの小学校の友達と一緒に、同じ地元の中学に通える喜びもあるからです。
つまり一時的には悔しい気持ちを味わっても、それをバネに「よし、次は高校受験でがんばるぞ」「大学受験までに逆転してみせるぞ」などと、自らを鼓舞するようになります。
もしお子さんが繊細なタイプなら、
受験前から「不合格になる事は人生の失敗ではない」
といった話を十分にしておくと良いでしょう。
問題はむしろ親の方です。不合格のショックをいつまでも引きずるのは親の方なのです。
特にお母さん方は、ママ友等の付き合いもありますので、
「他の子はみんな合格したのに、家の子だけが、なぜ…」などといったことを思い起こさせるような機会が、ぶり返すように訪れます。
ただ、いずれにせよ、ズルズル引きずるのは良くありません。初めから、受験がらみのママ友とは距離を置いておくのも1つの方法です。
はじめて中学受験を考える人にー中学受験のQ&Aのまとめです!!
①体験型授業を取り入れたゆとりにある学校でも高い大学合格実績を実現している
②祖父の教養より祖父母の教養が孫に伝わることも多い
③苦手教科は6年生の夏休みからでも間に合う
④塾の授業には子供を楽しませる工夫が随所に見られる
⑤有名塾の多くについてはどこを選んでも上位20%に入れば難関校に合格可能
⑥模試の成績判定で合格可能性55%ならかなり有望と見るべし
⑦伸び悩んでいた子供が受験直前の1ヵ月で急成長することもある
⑧本番の入学試験では正当率50%でも合格できる学校がたくさんある
⑨「午後入試」定着で短期決戦型が加速。2日目の午前で決着か⁉︎

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今日はこの辺で!
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