【書評】説明は速さで決まるー最速で説明が終わる方法が見つかった!
みなさんこんにちは(^^)
スヤ(@vtyljbdn)です!
今日の作品は 説明は速さで決まる/中村圭/きずな出版です。
本書から得られた気づきは以下のとおりでした。
気づき①
文章を短く書くことにこだわること
文章を短く書くことには2つの前提条件があるから、
短く書かなければならないと本書には書かれています。
それは…
⑴相手に聞いてもらう前提で話さないこと
⑵相手に見てもらう前提で書かないこと
この前提を持ちながら、文章をいかに短く書いて、
自分の説明の中にどれほど無駄があるかを把握することが大事と書かれていました。
その無駄を知る1つの方法に「書くこと」からとことんムダを排除して短くすることに尽きます。
自分で書いた文章を何度も見返すことでムダは省かれると書かれていました。
何かを説明する時に、
いらないものが書かれていたときに、
それを指摘されたとき説明ができないので、
できるだけいらないものを省くように改めるとよいと思いました。
特に企画書などの参考資料などは極力省くようになりました。
「見せない」も説明の1つの技術と思います。
スポンサーリンク
気づき②
本書には書いた文章の見直しの仕方が書いてあったので、エッセンスで整理すると以下のようになります。
⑴音読で「流れ」の悪いところがわかる
⑵ルックスで読みやすさが格段にアップする
(漢字、ひらがな、カタカナのバランスに注意する)
⑶自分の説明したいことを書いてからとにかく削れば説明が洗練される
上記の見直し術を実践する上で、自分の書きたいことを書くだけ書いてムダを削る。
すると、必要最小限の要素で構成された文章が出来上がります。
この理由は、、、
言葉は一旦、頭の中から出してみないと良いか悪いか判断できないからです。
思いつくものを頭の中から出し切ることで、
良くないものを削ることによって良いものだけが残るということになります。
自分の中にある考えをすべてアウトプットしっかり行うことがポイントだと思います。
アウトプットしないで中途半端に説明をしだすと、足らない説明になって説明のやり直しが生じると、この気づきから思いました。
自分の知識や情報などをすべてアウトプットして不要なものは削ぎ落とし、
鋭い刃を作るイメージが説明には求められていると思います。
スポンサーリンク
気づき③
説明は分解すれば怖くない
大きな仕事を任されたときに、
それを乗り切る仕事のノウハウとして「小さく分解する」という方法があります。
これを説明にもいかして「説明を分解」すれば、
説明するハードルが低くなり、
自分でも理解し相手にも理解できるよりわかりやすい説明ができるようになります。
例えば、ある市場調査の資料まとめる仕事を任され、その仕事を分解してみると以下のようになります。
1.データを探す
2.報告する内容を考える(箇条書きにする)
3.きれいに資料をまとめる
(箇条書きをつなげるような報告書にする)
※説明に必要な要素は、
「箇条書き」で書き出していくことが
「1番シンプルかつ自分の中で整理がつく」
良い方法だと本書に書かれていました。
スポンサーリンク
気づき④
ここがポイントです!!
本書のタイトルにある説明が速さで決まる、
本書の最も重要な事項が以下の方法ですので、
これだけでも自分のものにしてくださると幸いです。
最速で説明する方法が下記のように記されてしました。
⑴話す内容をすべて「書き出す」(箇条書きで書き出す)
⑵相手や状況に合わせて、話す内容を「選ぶ」
⑶選んだ言葉を「並べる」
※書き出す項目が多い時は、「階層分け」を行って、章立てすると便利です。
例えば、見出し1(章)=「◎」
見出し2(項)=「○」
見出し3(節)=「・」
章立てのイメージは以下のようにするばOKです。
<章立てのイメージ>
◎ | 文章 | 文章 | 文章文章文章文章文章文章 |
○ | 文章 | 文章文章文章文章文章文章 | |
○ | 文章 | 文章文章文章文章文章文章 | |
・ | 文章文章文章文章文章文章 | ||
・ | 文章文章文章文章文章文章 | ||
・ | 文章文章文章文章文章文章 |
※上記のような見出しの階層を使うと、
自分が今どこを説明しようとしているかの位置が分かるので整理がつきます。
スポンサーリンク
気づき⑤
上司への説明は何から承認を取り付けることが多いです。
→上司が言ったことを取り入れながらまとめると承認される確率が高くなります。
(つまり、早く説明が終わると言うことです。)
また、上司の意見を取り入れることで上司との信頼関係を密にすることができます。
反対に、部下への説明は「武失伝」 (人が話したがらない失敗談を語ると良いです。)
→信頼される上司になるには、うまく自分の失敗談を話せる人が多いと言うデータがあります。
だから、恥ずかしい気持ちはありますが、
自分をさらけ出すという意味で自分の過去の失敗談を部下にすることで、部下との信頼関係が密になります。
伝える技術がコピーライターで活躍する中村圭さん(@keiokei)のノウハウが詰まった
1冊になっているので、ライティングスキルをアップさせたい方は必見です!
スポンサーリンク
今日はこの辺で!
最後までお読みくださりありがとうございました(^^)
気になる方はスヤ(@vtyljbdn)をフォローをしてね♪
応援してくださる方は、ぜひともポチっとよろしくお願いします(^^)





スポンサーリンク