目次
【書評】絵本があればだいじょうぶー年齢別おすすめ絵本を紹介!
みなさんこんにちは(^^)
スヤ(@vtyljbdn)です!
今日の作品は 絵本があればだいじょうぶ/浜島代志子/じゃこめてい出版をご紹介します!
本書から得られた気づきは以下のとおりでした。
では行きましょう!
気づき①
毎日絵本を読んであげてください。
毎日です。同じ本でいいのです。
長い本なら、毎日7ページずつでも良い。
毎日が無理なら最低週3日は絶対に読み聞かせをしてください。
【実践してみて】
毎日読み聞かせするのがハードル高いかなと思いました。
でも、子供の絵本は短いものが多くむしろたくさんの本を何冊も読み聞かせすることができました。
何冊も読み聞かせをする中で、その中から子供のお気に入り本が見つかり、何度も読み聞かせする機会が出てくるようになりました。
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気づき②
落ち着きがなくて、抱っこして読み始めても動いてしまう場合どうしたらよいでしょうか?
→子供は動くのが普通です。
子供は動き回るのが仕事です。
当たり前と思ってみましょう。
絵本の読み聞かせはどんな格好でもいいから絵本を見せる。
読むときは意識を変えて嬉しがらせよう、喜ばせようと言う作戦で読んでみるとOKです。(演じるように読むのが良いです)
これで、子供は必ず絵本の世界について行きます。
保証します。
【実践してみて】
読み聞かせを始めたときは、本書のとおり子供は落ち着きがなく、
絵本を読み始めても絵本から離れてどこかへ遊びに行ってしまうことが多々ありました。
しかし、絵本の中でセリフがある場合演じるようにゆっくり読み上げていくと、
反応するように絵本の方によってきて絵本を横に寝転ぶようになりました。
子供が動き回って読み聞かせができない親御さんは、絵本の文章を演じるように読み上げること。
それが難しければ、絵本に書いてある文章をゆっくり読み上げるように意識していくと、絵本に寄ってくるのではないかと考えます。
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気づき③
何歳まで読み聞かせをしてあげると良いですか?
→小学6年生まで。12年間、絵本のある生活を習慣づけることで不安定な思春期を乗り越えられるようになります。
絵本には3つの効果があると言われています。それは以下のとおりです。
◎「情」:情操教育のこと。
情とは、人情、愛情、表 情、心情、情緒のことを指します。
◎「知」:知恵、知識のことを指します。
◎「意」:意志、 行動力のことを指します。
【実践してみて】
読み聞かせするのが、12年間もあるのかと思うと、始めはゾッとしました。
でも、 親子で体験できる良い機会が「絵本の読み聞かせ」と考えるようになりました。
子供の精神的安定、読解力の強化、自分の知識の幅を広げる、自分で主体的に行動できるようになるなど、
絵本の読み聞かせには、様々な効果があると本書からの気づきで、
より一層読み聞かせをさせていく環境を整えていこうと考えるようになりました。
1日1冊でも良いので、絵本読み聞かせをはじめてみてはいかがでしょうか。
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気づき④
同じ本ばかり「読んで」とせかされるのは大丈夫か?
→半年でも1年でもとことん読んであげてください。思考力、想像力、創造力、集中力、探究心が育ちます。
またこんな事例があります。
半年間、同じ本を読んだ子は当時5歳でした。小学校に上がってから国語と算数の成績は抜群だったデータがあります。
つまり、自主的に勉強する子になるようにする仕掛けが読み聞かせにはあります。
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気づき⑤
英語の絵本も読み聞かせたほうがいいのか?
→まずは日本語をしっかり習得しないと英語は身に付かないので日本語の絵本を読み聞かせするようにしてください。
【実践してみて】
英語の絵本読み聞かせして見たことがありますが、あまり子供も理解できておらず、
本の絵だけを楽しむだけになってしまったと思います。
絵だけ楽しむのが良いですが、あまりメリットはないので、
しっかり日本語の絵本を読み聞かせることを徹底したいと思います。
早期教育で英語を取り入れたい方は実践しても良いかと思います。
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気づき⑥
中学受験までどのように育てたら良いでしょうか?
→まず、なぜ中学受験をするかを考えましょう!
落ち着いた教育環境がある、
大学入試を見据えた教育をしたいなど
家庭で教育方針を考える勉強だけでなく、
絵本の読み聞かせで子供に「読解力」を上げてください。
【実践してみて】
わが家は中学受験を予定していて、絵本の読み聞かせを毎日、取り組んでいます。
絵本の読み聞かせを始めて、2年くらい経ちますが、
子供の「読解力」がグッと上がったのが、普段の会話からも感じることができるようになりました。
また、プリント学習でも国語の進捗状況は順調で、この調子で「読解力」をさらに上げて、
算数力もあげられるようも親子で頑張っていきたいと思います!
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年齢別おすすめ絵本
ここからは年齢別の本書で紹介されているおすすめ絵本をご紹介します!
0歳から1歳
・ねないこ だれだ
なかなか寝てくれない子供に、てこずっているお母さんにぴったりです。夜中に遊ぶ子はおばけになって、おばけけの世界へ飛んでいけという場面が最後にありますが、怖い絵本ではありません。ユーモアたっぷりで、いつしか子供はこの絵本の虜になってしまいます。
・ノンタンぶらんこ乗せて
ノンタンはいたずらでちょっとわがままで可愛くて、どこにでもいる可愛らしい子。ノンタンがブランコを独り占めするから、うさぎさんもくまさんもぷんぷん怒ってしまいました 。みんなで数を数えて、ブランコをこいで、仲良くすることを教えてくれる絵本です。
1歳から2歳
・あおくんときいろちゃん
作者が絵の具を筆に含ませ、ポンと置いて生まれたあおくんときいろちゃん。仲が良すぎて緑になってしまった2人なのに、そのことを親がわかってくれません。ふんわかした抽象画ですが、2つのものが1つになって新しいものが生まれることを語っています。
・なんにかわるかな
色が綺麗で文章のない絵本です。だからこそ、読み手の本領が発揮できますね。自由に語り合ってください。積み木の箱から出てきたお兄さんとお姉さんと一緒に絵本の中に入り込んで、消防車や船などを作っていきます。困難に立ち向かう気力を自然に養えます。
2歳から3歳
・ガンピーさんのふなあそび
ガンピーさんの船に乗り込んできたウサギやヤギや犬や子供たち。最初はおとなしくしていましたが。みんなで暴れて、船からドボン!でも、腹を乾かして、ガンピーさんの家でお菓子とお茶をいただきました。優しい絵で、心の奥までホカホカする本です
・パパ、おつきさまとって
こんなこと、子供にねだられたらどうしますか?このパパは、長い梯子をかけ、お月様が小さくなるのを待って本気でお月様を取りに行ったのです。主人公が好きと遊ぶ場面は、とてもワクワクします。お父さんの愛があれば、子供は夢を持ってたくましく育ちます。
3歳から4歳
・てぶくろ
おじいさんが落とした手袋は、動物たちも暖かいようになります。カエル、ウサギ、キツネ、ついにクマまで入ってくる。1匹入るたびに大きく立派になる手袋です。不思議ですね。それは、何でも受け入れる大きな愛を表しているのです。
・まっくろネリノ
毛糸玉みたいなネリノと家族の絵は、それだけで子供の心をふんわりとつかんでしまいます。ネリノだけ真っ黒で、お兄さんたちにいつもいじめられています。でも、真っ黒だから闇に紛れてお兄さんたちを救い出すことができたのです。天から与えられた個性のお話です。
4歳から5歳
・三びきのやぎのがらがらどん
3匹のヤギを成長の3段階(子でも時代、青年時代、おとな時代)だととらえると読みやすいですよ。行く手を阻むトロルを、どっち谷川に突き落としたのは、素晴らしいこと。トロルは人を成長させるための試練も示唆し、成長への励ましに満ちています。
・しょうがパンぼうや
子供のいない仲良しのおじいさんとおばあさんが、生姜入りのパンをつくりました。目鼻をつけたら、パンぼうやは逃げてしまいます。ところが、狐に騙されてパクリと食べられてしまいました。気をつけましょう、甘い言葉に夜の道。ガルドンの絵は最高です!
5歳から6歳
・こぶとりじい
頬にこぶのあるよく欲深じいさまと心根のよいじいさま。良いじいさまは天狗と一緒に歌ったり踊ったりして、天狗を楽しませたのでこぶをとってもらいましたが、欲深じいさまは、震えるばかりで、こぶが2つになってしまいました。神仏への感謝。良い心を持つことが大切だとわかる絵本です。
・もりのひなまつり
ネズミおばあちゃんにネズミ子ども会から「ひな祭りをするのでお雛様と来てください」と手紙が届きます。みんなで楽しく踊ったり歌ったり。遊び疲れて戻ってくれば、着物は破れて、顔はドロドロ。でも、おばあちゃんがいるから大丈夫。女の子にぴったりの絵本です。
小学校低学年
・すてきな三にんぐみ
大泥棒の3人組がどうして「すてきな三にんぐみ」なったのか。大事なことを子供によって気づかされたからです。奪ったお金は何に使うの?そんなこと考えたこともない泥棒たちは、みなしごを救うことにしました。お金は愛を上げるためにあると言うお話です。
・猿蟹合戦
昭和10年代に出された絵本の復刻版です。一流画家が丁寧に描いた絵は、隅から隅まで日本そのもの。子供たちには新鮮でしょう。大切に育てた柿の実を猿に奪われたカニの親子のために、蜂、栗、臼がかたきを討ちます。
小学校中学年
・.おんちょろきょう
日本の昔話です。亡くなったおじいさんのためにお経をあげたいのに、お経をを知らないおばあさん。旅の小僧さんが苦し紛れに教えてくれた、でたらめのおんちょろ経を唱えたおかげで泥棒は退散。新心深い心は身を助けます。言葉遊びも楽しめる絵本です。
・へらない稲たば
韓国の昔話です。お父さんの遺言は、兄弟仲良く暮らす事でした。稲を兄の家にあげよう、弟の家にあげようとお互いに思い、夜、そっと稲束を置きに行きます。月の夜ばったり会った兄弟は初めて言い争い。兄弟愛が感動的です。
小学校高学年
・火くいばあ
日本の昔話です。山火事で娘を亡くした若い母は肥沃ヤマンバになりました。幼い頃に母をなくしたかよは、赤いはちに火を盛って火食いばあに食べさせるのです。母のない子と子のない母の情の通い合いにホロリとなります。子を思う母の情愛の気持ちが痛いほどわかります。
・泣いた赤鬼
鬼に生まれたけれど人間と仲良くしたいと願う赤鬼を、友達の青木が一芝居うって、自分が悪者になり、赤鬼を良いようにだと信じさせます。赤尾には幸せになりますが、自分を犠牲にした青木の友情を知って泣くのでした。絵の助けを借りて原文をしっかり読んでください。
中学校から大人
・銀河鉄道の夜
宮沢賢治の作品を絵本にするのは難しいですが、藤代清治さんの絵はイメージが際立っています。「本当の幸せってなんだろう」「本当の天上ってなんだろう」難しく考えないで絵本の中にすっと入りましょう。
・みにくいあひるの子
原文でしっかり語られていて、笑が本格的で価値ある絵本です。今はみにくいあひるの子であなたもいつか白鳥になります!信じていきましょう!劇団天童がミュージカル化しています。出前公演しますよ。
ぜひ読んでみてくださいね!
今日はこの辺で!
最後までお読みくださりありがとうございました(^^)
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